社屋新築工事

【兵庫県丹波市】
2021/04/30

木と人がつくる、ぬくもりある新社屋


■信頼関係から始まった新社屋づくり

長くお取引きするなかで、当社が木材の調達・製材・特殊加工に対応できる事をよく知って頂いていたことからお声掛け頂きました。


■地元の木を使った建築

兵庫県産木材を使用した建築ということで木材流通における専門家も関わっており、そちらからもお声掛けを頂き、「木材の調達・加工から施工までの流れを一貫して担うことができる」という、当社の得意とする部分が存分に発揮することができました。

施主様の地元産材を積極的に活用する企業姿勢やそこから繋がる地域貢献への思いから、兵庫県産木材と地域産木材を主として使用した建物となっています。

一部には施主様の所有されている山林の木材も切り出して使用しており、木材の特徴を生かした、心地の良く、ぬくもりあふれる社屋が完成しました。


■地産材ならではの工夫と手刻み

しかし、地産材を主体としているために起きる課題もあります。地産材は大径材や長尺材の確保が難しいため、小径で短い部材を組み合わせる事で課題をクリアした構造となっていました。

そのため部材数も多く、加工形状も特殊な物が多いことから、ほとんどの部材を手刻みにて加工を行いました。


■工場での組立と現場での一体化

組み方も特殊であったことから、当社の工場内で組み上げまで行い、トラスを二分割した大きさのモジュールとして、モジュールごとに運搬し、現場にて一体化した後、そのまま吊り上げる、という施工方法を提案させていただき、安全にそしてスムーズに工事を進めることが出来ました。

加工から施工までを同じ大工職人が対応した事で、高難度な内容でありながら高い精度で施工を終えました。

工事概要

【用途】
【工事種別】
【規模】
【構造】
【竣工】


会社社屋
新築工事
2階建て
木造
2021年